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アフターピルの処方が自費診療になるのはどうして?

2019年10月03日
薬を飲む女性

緊急避妊アフターピルは妊娠を望んでいなかったのに避妊が失敗してしまったというような場合に処方してもらうピルです。
緊急避妊アフターピルを正しいタイミングで利用すると、万が一その妊娠の失敗によって妊娠していたとしても後からの避妊が出来るようになります。
ただこの緊急避妊アフターピルの処方に関しては自費診療になるということもよく言われているのですが、通常、こうした医薬品に関しては自費診療では無く保険適用で行われるのではないかとも思われます。
ではどうして自費診療になるのかというと、これにはしっかりとした理由があります。

その理由となるのが、日本国内の医療行為に関しては、病気の治療を行うための費用に対してのみ保険が適用されるというルールがあるということです。
緊急避妊アフターピルの場合はどうかというと、これは体調不良を原因として処方される物ではありません。
妊娠というのは人が持つ生物としての仕組みですから、体調不良ではありません。
むしろ体調不良とされるのであれば、妊娠可能性がある日に性行為をしても全く妊娠できないというような場合でしょう。
ですが妊娠可能性がある日に性行為をして妊娠したかもしれないというのであれば、それは体調不良とはみなされません。

そうした場において妊娠をしたくないから緊急避妊アフターピルを処方してほしいというのは、あくまでも医療機関を受診する患者それぞれの自己判断ということになってしまいます。
こうした理由があるからこそ、緊急避妊アフターピルの処方に関しては自費診療として費用が請求されるということになっているのです。
緊急避妊アフターピルは女性にとっての負担が大きいものですし、また費用面においてもこのような負担があるわけですから、「万が一避妊に失敗しても緊急避妊アフターピルを貰えば良い」という考えをすることは好ましくないとして理解しておきましょう。